紫外線の真実
正しい知識と対策で、年齢不詳の美しいお肌を目指しましょう
夏場、横断歩道の白線を見て「眩しい!」と思ったことはありませんか?
実はあれは「可視光線」というものです。
また、熱風を感じるほどの暑さは「赤外線」によるものです。
では、紫外線は……?
「紫外線は、人間には感じない」のです!

シミやソバカスを濃くし、シワやたるみまで作り出してしまう紫外線は、一年中降り注いでいます。
※季節、地域(沖縄と北海道など)、標高(平地と山頂)によって照射量は変わります。
紫外線の3つの種類(UV-A / UV-B / UV-C)

■ B波(UV-B):レジャー後の「ヒリヒリ」の犯人
日焼けによる炎症(サンバーン)や、シミの原因となります。冬場は夏場の約1/5に減りますが、スキー場など「太陽に近い場所」では要注意です。
B波が入ると、細胞破壊(皮膚ガンなど)を防ぐためにメラニン細胞が褐色ヴェールを張って肌を守ります。メラニンは肌を守る防御反応ですが、過剰に作られ続けることで「シミ」として残ってしまいます。
■ A波(UV-A):気づかないうちに肌を蝕む「生活紫外線」
通勤や洗濯物を干す際などに浴びてしまう紫外線です。窓ガラスや薄手のシャツを透過し、肌奥のコラーゲン層まで届いてシワやたるみを引き起こします。冬場でも夏の半分程度しか減りません。
■ C波(UV-C)
遺伝子エラーや皮膚ガンのリスクがある非常に危険な光線ですが、成層圏(オゾン層)でほぼカットされます。現在日本上空のオゾンホールは収束しており、リスクは少なくなっています。
日焼け止め選びのポイント:SPF と PA
SPF(B波を防止)
SPF1 = 約20分間の赤み・ヒリヒリを防ぐ
- 例:SPF15 → 約5時間防止
- 測定基準は「1cm?あたり2mg」という厚塗り時の値です。
PA(A波を防止)
+の数が多いほどカット効果が高い
- PA+ :効果がある
- PA++ :効果がかなりある
- PA+++ :効果が非常にある
- PA++++:効果が極めて高い

美肌を維持する2つの実践ルール
?「夏と冬」で日焼け止めを使い分ける
肌荒れの原因になりやすい紫外線カット成分の負担を減らすため、季節やシーンに合わせて切り替えましょう。
| 季節・シーン | 推奨目安 |
|---|---|
| 夏場(日照 約10時間) | SPF30以上 / PA+++以上 |
| 冬場(日照 約7時間) | SPF21前後 / PA++以上 |
| 海・山・屋外レジャー | SPF50 / PA++++ |
? 効果を高めるテクニック「3回重ねづけ」
規定量(1cm?に2mg)を1回で塗ると厚塗りになりすぎるため、分割して塗るのが現実的で効果的です。
- 顔、首、デコルテ、腕にまんべんなく全体に塗る
- 頬や鼻、肩先など高い部分にもう一度重ねる
- UVカット効果のあるファンデーションを重ねる
※途中で汗や皮脂をかいた場合は、しっかり押さえてから付け直しましょう。
【補足】ビタミンDと肌のバランス
「日に当たらないとビタミンDが不足するのでは?」という心配もありますが、日本であれば室内で過ごしていても日常の透過光で十分カバーできます。お肌の美しさを保つためには、しっかりと紫外線カットを行う選択がおすすめです。







